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ミラクルエッシャー展 2019 in 福岡

花粉症の薬の影響なのか眠気に勝てず、昼から夕方までたっぷり寝てしまったため、こんな時間にブログアップです(*´ー`*)

 

2019年3月17日(日)

福岡アジア美術館で開催中の「ミラクエッシャー展」に行ってきました(*´∇`*)

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www.escher.jp

 

もう10年以上も前になりますが、東京で「スーパーエッシャー展」に行って以来のエッシャー展でした。

 

※今回の「ミラクエッシャー展」についてのみご覧になりたい方は、目次の【エッシャーとの出会い】【スーパーエッシャー展 2006】すっ飛ばしてください。過去話です。 

  

エッシャーとの出会い】 

◆長崎ハウステンボス「ミステリアス・エッシャー

私がエッシャーを知ったのは、小学生の頃に長崎ハウステンボスに行った時です。

 

昔は長崎ハウステンボスに「ミステリアス・エッシャー」という、

今でいう4DXに近いアトラクションがあり(3Dメガネをかけて立体映像を見る。椅子が多少揺れる)、絶叫系が嫌いな私でも安心して楽しめるものでした。

確か椅子が揺れるのは1度だけだったし。

 

ストーリーは、

愛犬の病気を治すための薬(水だった気がする)を探しに旅に出る少女の話で、薬のお告げをくれた天使様を見つけた時に薬を入手することができる。。というものでした。(たぶん)

 

劇中に出てくるのがエッシャーの作品に登場するもので、黒く描かれた生物たちが次々と少女の行く手を阻むんですよね。

 

そして当然エッシャーのアトラクションなので、世界の全てがエッシャーに関わるものでした。

 

最後は「天使と悪魔」⬇︎の中から天使様を見つけることができ、薬を手に入れて愛犬を無事に救うことができた。。というお話です。

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このアトラクション、映像を見る前に館内をぐるっと見て回るのですが、

館内では立体化されたエッシャーの世界を体感できたり、お土産も購入できました。

 

ずっとあるものだと思っていたのですが、もう随分前になくなっていたようで。。今更知りましたけど^^;

 

こちらの記事に館内のお写真が載っていました。お借りしましたm(__)m

4travel.jp

 

私は福岡県民なので、ハウステンボスには小学校の修学旅行で行ったり、家族旅行でもよく行っていました。

 

当時行き過ぎたのもあって、大人になってからは行かなくなりましたが。

 

子供の頃はエッシャーは有名な画家という認識はなく、

「なんかすごい絵を描く人だな」くらいにしか思っていませんでした^^;

 

【スーパーエッシャー展 2006】

ハウステンボスエッシャーの作品を知っているつもりでしたが、「スーパーエッシャー展」に行った時に知らない作品がたくさんあって驚いたのを覚えています。

 

メタモルフォーゼやだまし絵は有名ですが、

実はお札のデザイン案を考えていたり、生物の創造もしていたんですよね。

 

エッシャーの偉大さを知った20歳前後。

 

大学のレポートを書くために行った気がするんですけど、とにかくすごく楽しくて勉強になりました。

 

私は気づかなかったけど、ガチャガチャもあったみたいです。

 

当時のチケットは今でも大事に保管しています。

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【ミラクエッシャー展 2019】 

◆全体的なこと

当日は友人と2人で観に行きました。

 

14時に行きましたが、

公式サイトで混雑状況が見れて、13時の時点で結構混んでいるみたいでした。

 

(休日でしたしね。中心街の天神はなんだか普段の土日よりも人が多かったように思えました。)

 

チケットですが、

友人が招待券と補助券を持っていたので、安く入れました(*´∇`*)

 

⬇︎招待券

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招待券はもちろん無料。 

 

通常、当日券は1,500円です。

もう1枚を補助券(400円割引)で購入したのですが、前売りから引いてくれたのか900円になりました。

(これを2人で割ろうと言ってくれたので、1人450円で入れました✨)

 

館内は人は多かったけど思ったほど混んではいなくて、すごくマイペースに観ることができました。

 

鑑賞時間はゆっくり見て3時間くらい。

2人で話したり説明をしっかり読んで、この時間でした。

 

◆展示について

既に忘れつつありますが(爆)

 

・年表

入り口に年表があって、エッシャーの人生を紹介していました。

ただの年表ではなく、立方体のイラストがいくつも連なっていて、その中に年齢と背景が書かれていました。

 

右下へ斜めに流れていくような年表でした。

 

こんな感じ。

↘︎↑↘︎↑↘︎↑↘︎↑↘︎

 

・映画にも登場

いくつか映画にもエッシャーの作品は登場しています。

 

映像での紹介がありましたが、

「ナイトミュージアム エジプト王の秘密」(2014年)の中で、主人公らが「相対性」の絵の中に入り込み、格闘する映像が流れていました。

※本記事トップのパンフレットになっている作品です。

 

重力があらゆる方向に変わって、下に落ちていった人が上から降ってきたりと、どうやって撮影したんだろうって感じでした(゚Д゚)

 

他にも「インセプション」(2010年)では、「上昇と下降」⬇︎が出てきました。

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こちらは映像の紹介はありませでしたが、関連する作品に説明書きがありました。

 

インセプション観に行ったなぁ。。もう10年近く前か。

 

それもびっくりですが、

そういえば登場人物たちが無限階段をひたすら歩くシーンがあり、「あ、エッシャーだ」と思ったのを思い出しました(*´ー`*)

 

・人面鳥

これ!!

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www.escher.jp

この人面鳥、

ハウステンボスのアトラクションで、映像スペースに入る前の扉に描かれていたのですが、この鳥がちょっと喋ってたんですよ。

案内というか、絵だと思っていたら急に喋り出すからびっくりしたんですけど。笑

今から不思議な世界に入りますよーみたいなこと言ってたと思います。

 

私はてっきりエッシャーが想像して描いたものだと思っていたのですが、

なんと、この模型を持っていたそうなんですね。

 

ペルシャ神話に出てくる「シームルグ」っていう人面鳥なんですって。

 

今回の展示会で説明見て、初めて知りました。爆

いや、もしかしたらスーパーエッシャー展でも同じこと思ったかも?

 

・メタモルフォーゼⅡ

公式に作品紹介があるのですが、

www.escher.jp

横長の超大作です。

文字(METAMORPHOSE)から幾何学模様、生物、風景などに変化し、そして最後はまた文字に戻っていくという作品です。

 

横幅4mくらいだったかな。。

実物大は湾曲して壁に展示されていましたが、

わかりやすく平らに縮小したものが、ガラスケースに展示されていました。

 

全部そうですけど

よくこんな発想できて形にできるなぁと、感動してしまいました。

 

・立体作品

何の絵をモチーフにしたものか忘れてしまいましたが、立体作品が1つありました。

確か、魚や他の生物が入り混じったメタモルフォーゼの絵が球体になっていてました。

 

・版画について

リトグラフという版画の作品が多いのですが、他の版画作品も多数あり、一部ですが原板の展示もありました。

 

版画には色んな種類があるようで、その説明も書いてありましたよ。

読んでもすぐに忘れてしまうんですけどね^^;

 

◆動画撮影でエッシャーの世界に入れる!? 

展示スペースの最後に動画撮影スペースがありました。

 

セットに入って10秒間の動画を撮影すると、自分の姿がエッシャーの絵の中に合成されるというものです。

 

更に、QRコードが用意されるのですが、

そちらを読み取ると、エッシャー展のロゴ入りの動画も入手できます。

 

動画は載せられないのですが、動画スクショでこんな感じ。

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実際は自分たち以外の人物(?)も動いています。

 

黄色の服を着ているのが私。赤丸が友人。

 

何でしょうね。

撮影って言われるとなぜかカメラに向かって両手を振ってしまうド素人2人。笑

 

友人はグレーのワンピを着ていたので、ちょっと絵に同化されちゃってます。笑

 

撮影スペースでは四角の枠が2つあり、

その枠内で好きなように動いてね、というものでした。

 

私が階段の上にいますが、

撮影スペースの枠の1つは2〜3段の階段が設置されていて、ちゃんと上り下りが絵に反映されるようになっています。

 

もう1つの枠は、普通に平らな床の上でした。 

 

2人で最後に手を繋いで万歳しようなんて話していたのですが、

撮影時間を見誤ってできませんでした(*´Д`*)

 

◆グッズ

公式でも紹介されています。

www.escher.jp

 

サボンとのコラボ商品もありましたが、コラボしているのかが分からなかったです;

売ってただけかも。

 

図録が人気あったのかしら。

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私が購入したのは3点。

 

1つ目は、マックスブレナーチョコレート。

巾着の絵の中にエッシャーの作品が少し混じっています。

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巾着の中身はマックスブレナーのチョコレート。

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右はチョコレートバー。

左のピーカンナッツチョコがすごく美味しいんですよね(*´Д`*)

 

大阪旅行した際にハマってしまいました。 

minatsukisasa.hatenablog.com

 

そして2つ目は、マスキングテープ。

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もう一色ベージュのような色がありましたが、黒にしました。

「ESCHER」の文字が立体的に描かれているだけですけども。

 

そして3つ目は、「でんぐりでんぐり」のA4クリアファイル。

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裏⬇︎

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「でんぐりでんぐり」はエッシャーが想像した生物で、ずっとでんぐり返しをし続けることのできる生物です。

 

エッシャー

「自身の車輪で前進する車輪型の生き物が自然界に存在していないからか作ってみた」

のようなことを述べています。

 

ちなみに2006年のスーパーエッシャー展ではこちらのクリアファイルを購入していました。 

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こちらの方が「でんぐりでんぐり」がどういう生物か分かりやすいですね^^

 

ちょっと裏面が透けているので、グレーの紙を挟んでみました⬇︎ 

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裏はこんな感じ。表がだいぶ透けてしまうのでグレーの紙を挟んでいます。

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展示会に行くと作品を持ち帰る気持ちで、ついクリアファイルを買ってしまうんですよね。

最近はマスキングテープも追加されました(*´ー`*)

 

友人は何も買いませんでしたが、私は記念に買ってしまいます^^;

 

【まとめ】

いやぁ。。楽しかったです(*´∀`)♪

 

スーパーエッシャー展(2006年)よりは作品数は少なく感じましたが、気づけば3時間経過していましたからね。

 

たまにパースが狂って見える作品があるんですけど(爆)

風景画では雲や岩など、エッシャーにも癖があるのかなと、勝手に傾向が分かった気にもなりました(*´ー`*)

 

最初は1人で行くつもりでしたが、動画撮影もあったので友人と行ってよかったです^^

 

これから行かれる方で動画撮影したい方は、はっきりした色の服を着ていってくださいね!

モノトーンだと絵に同化されてしまいますんで。笑

 

福岡アジア美術館では今月末まで開催されており、4月からは愛媛で開催されます。

 

興味を持たれた方は是非、足を運んでみてくださいね✨