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【本編】ジブリの大博覧会〜福岡市博物館〜

2019年5月2日(木)

ジブリの大博覧会」に行ってきました( •̤ᴗ•̤ )

www.ghibli-fukuoka.com

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昨日、予想外の大行列に並んだとぼやきましたが、

その続編です。というか本編です。

 

ちなみに福岡市博物館の外観(入口)はこんな感じです。

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正面に小洒落た池があります。池?

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それではジブリ展のご紹介。

※ネタバレありますので、これから楽しみにされている方はご注意くださいm(__)m

 

【大行列-博物館入口-】

前回の記事にも書きましたが、12時前に来て100分待ち、外から並びました。

minatsukisasa.hatenablog.com

あれから1時間後、ようやく展示スペースに入ることができました。

 

それにしても、

ジブリ関係の展示会には何度か来たことがありますが、

福岡では並んだ覚えがない( º_º )

 

GWは侮れませんね;

いつも忘れるけど、博多どんたくで観光客がより多いというのもあるでしょう。

 

【動く飛行船の展示-博物館ロビー-】 

博物館の入口に、飛行船の模型がありました。

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こちらの巨大な飛行船。

船の下についている翼をパタパタさせながら上下に動きます。

たまに光ったり。

 

天井には他の小さな飛行船が浮いています。

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パンフレットの裏に東京での展示の様子が載っていますが、東京の方が華やかダ。

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参照:ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~|福岡展【公式】

 

【各展示スペース】

展示会入口で、このような会場マップをもらいました。

f:id:minatsukisasa:20190503170421j:plain ごめんなさい、

A4クリアファイルを持っていなかったもので、カバンの中でぐちゃぐちゃになってしまいました;

 

覚えている限りですが、上記マップに沿ってご紹介します。

 

ジブリのバー

入口入ってすぐ、トトロの巨大人形がお出迎えです。

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※東京会場の写真

参照:ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~|福岡展【公式】

 

壁には、複数のジブリ映画のシーンが額縁に入れて飾られていました。

 

ジブリのポスター その1、その2

あまり覚えていませんが(爆)、各映画のポスターが壁中に展示されていました。

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↑これは東京会場の写真ですが、福岡は壁は青くはなかったです。

参照:ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~|福岡展【公式】

 

1つの映画に、いくつもの広告があるんですよね。

並べられると「そういえば」と気づく。

 

◆鈴木プロデューサーの机

鈴木Pの作業デスクを再現していました。

実物はお写真が飾ってありましたが、本棚や机上まで再現率が高かったです。

 

卓上電気の首の部分にはミニサイズのネコバスが載っていたり、

机上にはポニョの何か模型(グッズ?)が置いてあったりと、机上もジブリキャラ満載でした^^

 

映画関係の書類も山積していて、

パソコンのキーボードは意外と小さかったです。

 

ジブリの宣伝

こちらはとても印象的でした。

 

企画書や、スタッフ同士でやりとりをしたFAX、スケジュール表、絵コンテ、下書き等、様々なものが所狭しと展示してありました。

 

とにかく文字だらけだったので、読むのに時間をかけてしまい、

展示会序盤だというのに一番居座ったんじゃないでしょうか。

 

・発案時の映画タイトル。

企画・発案で、他のタイトル案も載っていました。

 

例えば「もののけ姫」は「アシタカせっ記」(せっ記は難しい漢字でした)、

天空の城ラピュタ」は「パズーの◯◯」とか「少年パズーの◯◯」だったり。

ラピュタについては他の展示スペースにあったかもしれません)

 

・鈴木Pの字がカワイイ。

複数のFAXがありましたが、鈴木Pの字が可愛かったですね(*´ー`*)

癖があるのですが、こういうフォントがあるんじゃないかと思えるような自体でした。笑

 

もののけノイローゼ。

もののけ姫についてのやりとりが多かったです。

鈴木Pと誰だったかなぁ。。有名な方だったのですが、2人して「もののけノイローゼだ」と書いてありました。笑

 

なかなかピンとくるキャッチコピーが浮かばなかったようです。

 

複数の手書きのキャッチコピーの展示と、宮崎駿氏の意見も記載されており、もう一歩、もう一歩とFAXでやりとりをした末、「生きろ。」が良いとの結論に至ったようです。

 

この「もののけ姫」ですが、制作期間は2年、制作費は20億円かかったそうです。

これまでの映画と、制作期間と制作費の対比表がありました。

 

対比表にあったのは確か「平成狸合戦ぽんぽこ」と「耳をすませば」。

ぽんぽこって個人的に面白いと思わず、あまり印象に残っていないのですが(失敬)、

耳をすませばより遥かに費用がかかっていました。

もののけ姫は倍以上だったと思います。

 

上記2つは制作予備費はなかったと思うのですが、

もののけ姫ではあったみたいです。それ込みで20億。

 

この桁違いの制作期間と制作費はジブリの中でも初めての試みだったようです。

 

なぜかというと、

それまでジブリは1年おきに新作を発表していましたが、マスコミがジブリに飽きたんですって。爆

 

耳をすませば」辺りから、マスコミが大々的な広告をしてくれなくなったんだとか^^;

 

それで、今まで以上にじっくりと時間をかけ、絶対にヒットするものを作ろうという思いがあったようです。

 

結果、日本全国で大ヒットし、社会現象にもなるほどの大ブームとなりましたね(*´ー`*)

 

 

◆メディアとジブリ

壁一面に宣伝広告が展示されていました。

 

・コニャラ

私はあまり馴染みがないのですが、「コニャラ」の紹介がありました。

日清製粉の猫のキャラクターです。

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www.nisshin.com

コニャラ誕生秘話について、公式と同じことが記載されていました。

鈴木敏夫プロデューサーがあるとき、ふと、筆ペンで描いたネコのイラストが元の絵となりました。イラストを描いた際、自分でも気に入って、スタジオのデスクに飾っていたら、それを偶然目にした宮崎駿監督から、「今まで鈴木さんが描いたイラストの中で一番いいよ」と誉められたそうです。 名前は日清製粉グループを象徴する小麦の「粉(こな)」にちなんで「コニャラ」となりました。

 

ジブリの倉庫

あらゆるグッズや関連商品が展示されていました。

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※東京会場の写真

参照:ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~|福岡展【公式】

 

映画制作関係者に配られるオリジナルの腕時計や、紙袋がありました。

グッズだから一般人でも買えるものかと思っていましたが、関係者だからこその商品もあるんですね。

 

壁側には宮崎駿氏直筆の歌詞も展示されていました。

もののけ姫耳をすませばカントリーロード、ポニョの楽譜など。

さらっと走り書きしたような感じでした。

 

この部屋でちょっと気になったのは、

メアリーブレアなどのディズニー関連の本も複数並んでいたことです。

 

どの映画か忘れましたが、 

企画書やスケジュールが展示された部屋で、ディズニーを意識したような書き込みがありました。

 

ライバル視。。という感じではなかったんですけど。

 

ただ、「アリエッテイ」の海外版は、どうやらディズニーが手がけたようでした。

どこかに展示されていた海外版のポスターが、ディズニーテイストのイラストでした。

外国語表記だったので全体的な意味はわかりませんが、確かに「Disney」の文字がありました。

 

あとは、ここじゃなかったかもしれませんが、

社員旅行のしおりやトロフィーの展示もありました。

 

他にも、

ジブリの社内には色々な掲示物があるみたいで、

 

例えば、

ゲド戦記(ちゃんと見てないから詳しくはない)の主人公の青年が俯いている所にオレンジを差し出されているイラストに、

「風邪が流行っています。ビタミンをしっかり摂りましょう」と描かれていたり。

 

パロディ(*´ー`*)

 

あとは「今日は◯時からカニが食べられます」とか、打ち上げ等の飲み会のお知らせなど、イラスト付きの広告が複数展示されていました。

 

さすがジブリ

商品じゃないのに掲示物が素敵✨

社内の様子がうかがえるのも嬉しいですね^^

 

◆ねこバス

こちらは巨大な「ねこバス」がありました。

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中に入れます。撮影OKです。

 

行き先が「ふくおか」なのが嬉しい(*´ー`*)

 

中はこんな感じ。人の出入りが多くて椅子部分は撮れませんでした;

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壁には、コマで空中浮遊をしている影が。(あ、ブレてる爆)f:id:minatsukisasa:20190503183128j:plain


◆タイガーモス号 

天空の城ラピュタ」の海賊・ドーラ一家の飛行船の模型。

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参照:ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~|福岡展【公式】


大きさは、うーん。。

顔(操縦室)が人間の顔よりちょっと大きいくらい?

「デカ!!」って感じではありませんでした。

 

操縦室の中までしっかり作り込まれていました。

模型の位置的に中を全て見れたわけではないんですけどね;

 

壁には船内の見取り図もありました。

ドーラやシータの部屋とか、キッチンとか。 

 

ジブリの空飛ぶ機械たち

飛行機がなぜ空を飛ぶのかや、飛行機の歴史等、

イラストを交えた解説が壁に描いてありました。

 

紅の豚」の飛行機や、「ナウシカ」の飛行する乗り物、「ラピュタ」の飛行機の模型は、実際はこの形では飛ばない。。のようなことも書かれていました。

 

印象的だったのが、

飛行機のラフ画の脇に、走り書きのような説明(要望?)が書かれていたのですが、

「細かいところは気にしない」

「カットが変わって部が変わっていてもOK」

「 カンジが伝わればよい」

のようなことが複数書いてありました。

 

こういう乗り物だと、雰囲気が伝わればいいということでしょうかね(*´ー`*)

 

歴史の最後方には、

乗り物で「空を飛ぶ」という人類の夢は、高層建築による「空に住む」に変わったとのことでした。

 

なるほどです。

 

王蟲の世界

風の谷のナウシカ」の王蟲。巨大な模型が展示されていました。

 

模型の展示だけでなく、部屋全体が王蟲が怒った時のシーンを再現しているようで、他の虫たちの巨大模型もありました。

 

ちょっと素材の独特な匂いがして、苦手だったので長居しませんでしたが。 


◆近くにある虫の世界

実在する虫(昆虫標本みたいなもの)や、ナウシカに出てくる虫たちの小模型が展示されていました。

 
複数の箇所に「制作には観察が重要」との記載がありましたが、本当ですね。

 

虫の姿形、動きなど、細かく描けるほど観察しまくると、

そこから私たち人間の生活にも役立つ情報を得ることができますしね。

 

「不要だと思って捨てたものは不要ではない」などとも書かれていました。

 

子供にこそ、虫に触れ合って、観察してほしいそうです。

 

【鑑賞にかかった時間】

13時前に展示会の入口にたどり着き、見終わったのは14時半。

 

序盤でしっかり展示物の文字を読んでしまいましたが(すっ飛ばしたものもありますが)、ゆっくり見て1時間半でした。

 

ジブリショップ】

展示の終わりは入口へ繋がっていました。

会場を出ると、すぐ脇にお土産ショップがありました。

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どんなものが売っていたかというと、

・各映画の紋章型のクッキー

・A4クリアファイル(映画の1シーン、本展示会オリジナルなど多数)

・ポストカード

・マスキングテープ

・その他文具(ペン、メモ帳、シールなど)

・パズル

・人形

・Tシャツ
 

などなど。。

もう何があったか分からないくらいたくさんの商品が並んでおり、とても混雑していました。

 

そして私は何を買ったかというと。。

 

実は何も買いませんでした。爆

とっても珍しく( º_º )

 

イベントや展示会に来ると、必ずと言っていいほど記念にクリアファイルを購入するのですが、

 

今回はなんとなく諦めがつきました。

数が多すぎて選べなかったし(*´Д`*)

  

【まとめ】 

100分待ちの表示を見たときは、げんなりしてしまいましたが(*´Д`*)

 

行って良かったです^^

 

映画製作時の貴重な舞台裏がたくさん見れましたし。

特にプロデューサーや監督のFAXのやりとりや、社員が作成した社内の掲示物はとてもレアでした。

 

飛行機や虫の豆知識なども細かく解説があり、じっくり見れば勉強になります。

 

タイガーモス号や王蟲、その他の虫の模型もとても精巧で、平面でしか見たことのないものが立体で見れるのも良かったです。

(2次元を3次元化するのって難しいと思うんですよ。。)

 

ねこバスは乗れるし撮影OKですしね✨

 

福岡市博物館では6月23日まで開催しています。

 

興味がある方は行かれてみてくださいね^^

 

 

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」