舞台「魔界転生」in 博多座
2018/10/20
観てきました(*˘▿˘✽)
※前記事でミュージカル観てくると書いちゃいましたが舞台でした💧すみません😵
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階段を登って入り口前。巨大パネル
入り口入って左手。オブジェ(お花かな?)
感想は
んー。。。
理解半分。爆
歴史物なんですよ;
歴史音痴の私は時代背景がよく分かってませんでした。爆
舞台後の帰り、後ろにいた女性たちが、
「何を観るにも歴史を知ってなきゃ!歴史知らないから話わかんないし!」
と笑って話しているのが聞こえましたが、ひどく共感しました(つД`)ノ
魔界転生。
後ほど詳細を書きますが、先にざっくり言ってしまうと、
現世に怨みを残したまま亡くなった人が、魔の力で蘇るって話なので、全体的には“楽しい話”という感じではなかったです。
映像やナレーションが多くて、
島原の乱が発端なので生々しい殺し合いや死体、生首、怨霊(?)などの映像がちょっとグロいとこもあり、
最初、ホラー嫌いの私としては失敗だったかなとも思ってしまいました。。
(左隣は途中寝てたし、右隣は独り言が大きくて「うわ気持ち悪っ」とか聞こえたし;)
でも、最後は
楽しかったー(*´∇`*)
で終われました( •̤ᴗ•̤ )
ちょこちょこ笑えるところもあり、メインでもなんでもないシーンでとても感動して涙してしまいました(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜笑
では詳細を書きます。
以下はネタバレあるのでこれから鑑賞を楽しみにされている方はご注意ください。
目次
【あらすじ】
「島原の乱」で滅ぼされたキリシタン一揆の総大将・天草四郎(溝端淳平)は、軍学者・由比正雪(山口馬木也)の「魔界転生」という死者再生の術により、この世に蘇る。四郎は怒りと憎しみに燃え、徳川幕府への復讐を決意する。
幕府惣目付の柳生宗矩(松平健)は「島原の乱」後の視察を息子の柳生十兵衛(上川隆也)に命じ、怪しい動きを見せる由比正雪を息子の柳生又十郎(木村達成)に探らせる。
長崎に赴いた十兵衛は、「真田十勇士」の生き残り・根津甚八(村井良大)と出会い、捕らえられていた四郎の姉・お品(高岡早紀)を救い出す。
一方、「魔界転生」の妖術により、荒木又右衛門(猪塚健太)、田宮坊太郎(玉城裕規)、宮本武蔵(藤本隆宏)と、歴史に名を残す亡者たちが次々と蘇る。
宗矩は蘇った武蔵と剣を交えるが、無念の想いから魔性の者に転生する。
更に四郎は大阪城に眠る淀殿(浅野ゆう子)の霊を呼び覚まし、遂に「魔界衆」としてこの世に姿を現す。
錚々たる強敵が黄泉の国から転生し、柳生十兵衛を中心とする勇猛果敢な「柳生衆」が立ち向かう。
十兵衛は魑魅魍魎が跋扈する悪魔の恐ろしい企てを阻止すべく、「魔界衆」と激突を繰り返す。
四郎の本当の狙いとは?
果たして十兵衛は魔界衆を討ち滅ぼせるのか?
※公式参照:
魔界転生 | 日本テレビ開局65年記念舞台 | 2018年11月3日〜27日 明治座
【キャスト(印象に残ったシーン)】
※画像は公式参照
◾️上川隆也(柳生十兵衛役)
剣さばきが流石というかカッコよかったです。
そして一番冗談が多かったです(*´ー`*)
甚八に「今日は遺留捜査で?」と聞かれて
「しーっっ!!」と言ったり(*´ー`*)
※「遺留捜査」:上川隆也主演ドラマ
また、柳生の道場(?)を弟の又十郎に任せる気でいたらしく、納得のいかない又十郎に真剣勝負を挑まれますが
「えー。。めんどくさーい。。」
と寝転がって取り合おうとしなかったり(*´ー`*)
お品(高岡早紀)にお水をもらうと
「ペッ。。トボトル。。(この時代にないだろ)」
みたいなツッコミがあったり(*´ー`*)
公演前半の終盤、メインの魔界衆がこれで全員揃ったという時に、デカデカと「休憩」と書かれた幕がストンと降りてきたのも面白かったのですが、
客席から「父上ー!!」と松平健を探しにきた上川隆也が、幕を見て「ん?」
舞台に上がって幕をビシッと指差し
「さんじゅっぷん!!」
と観客に休憩時間を伝えていました。笑
◾️浅野ゆう子(淀殿役)
待ってましたとばかりに登場しましたが、ポーズを決めた後、
「待ちくたびれたわぁ!!」
と一言。
そうですね。開演1時間半後の登場でしたもんね(*´ー`*)
淀殿的には大阪城を天草四郎(溝端淳平)に燃やされて眠りから叩き起こされる感じだったので、
「熱い。。熱い。。起こしてくれるな。。!」
静かに眠らせておいてくれ、と言っていたんですけどね。笑
◾️溝端淳平(天草四郎役)
彼は2枚目半というか、素が面白いんですよね(*´ー`*)
最近ちょうど「Boss」の再放送見たので花形くんみたいなツッコミどころ満載のイメージが強かったんですが、今回はシリアスな役でした。
「エロイムエッサイム〜」の早口で長い呪文を頻繁に言っていましたが、噛まずに息継ぎもしないで(?)言っているようですごーいと思いました。
また舞台終盤、お品が姉ではなく実の母だったと十兵衛に聞かされ、
魔の者と化した四郎を切るための魔剣に己の心臓を溶かした・そこまでして四郎を止めたかったと聞かされるシーンでは、本当に涙を流していました。
役者さんてすごいなと思いました。
◾️玉城裕規(田宮坊太郎役)
声優さんかなと思うような声でした。
なんだかそれだけで存在感がある俳優さんでしたね。
ちょっとファンになりました(*´ー`*)
柳生の元門下生で、病で亡くなる直前に荒木又右衛門の呼びかけに応じて転生します。
転生直後は「身体が軽い!!」と、ハイテンションでDA PUMPのUSAを踊ってました(*´∇`*)
◾️皆本麻帆(すず:柳生十兵衛の妹)
あんまり登場シーンはなかったんですが、声が可愛らしくて特徴があり、印象に残りました。
十兵衛が道場で一番強いやつと結婚させようとした際に反発しますが、
「じゃあどういうやつがいいんだ」と聞かれ、
「例えば。。博多華丸!」
「博多華丸つれてきて!」
と博多ジョークを言ってくれました。笑
【感動したシーン】
◾️坊太郎と親友の戦闘シーン
すみません。。肝心のこの親友(?)が誰だったか分からないのですが、坊太郎の生前に彼をとても気にかけている柳生衆がいました。
魔の者と化した坊太郎と一騎打ちになった際、
「お前を斬りたくない」
「今ここで心を入れ替えてくれたらお前を見逃す」
と必死に訴えますが、坊太郎は聞き入れてくれませんでした。
それを受け入れた上で、坊太郎にこう言います。
「どちらが先に逝こうとも、来世でまた友となろうぞ。」
おー。。。
良いこと言うわぁ。。
このセリフにすごく感動しました(つД`)ノ✨
【エンディング】
エンディングは全員でダンスしながら登場しました。
脇役の男性陣のアクロバットがすごかったです。
アンコールは座長の上川隆也さんが、自分以外に挨拶してくれる人をいつも無作為に指名しているらしく、今回指名されたのは宝蔵院胤舜役の野添義弘さん。
「どうも、おもしろエロ坊主役の野添義弘です」「博多で毎日飲み歩いてます」などと言って観客をわかせました(*´ー`*)
(胤舜は性欲を我慢することで強くなるからです。笑)
上川隆也さん情報ではなんと還暦を超えてらっしゃるとか(゚Д゚)
あとは劇中で野添さんが他の方達と民衆役でも登場されるのですが、
「ZOZOタウンのZOZOスーツ買った?俺もう着てるよ」
と言って腕をまくって見せるシーンがあり、アンコールの時も客席に向かって同じことを言って笑わせてくれました。
歴史物でっせ(゚Д゚)笑
【グッズ】
グッズコーナー少なかったです。
それとは別に「松平健グッズコーナー」がありましたけどね(*´ー`*)
マツケンまんじゅうとか売ってたかな。爆
休憩中、舞台のスクリーンにグッズ案内が流れていましたが、紹介の仕方がちょっと面白かったです。
ちょっとうろ覚えです。
俳優さんたちと共に紹介だったのですが、例えば
「感動して涙しても大丈夫。この手ぬぐいで涙もさっと一拭き」
とか字幕が出てました(*´ー`*)
⬇︎私が購入したのはお決まりのパンフと、「あぶらとり紙付チケットホルダー」
チケットホルダー、今後役に立ちそうです。
【座席】
初めて2階のステージ端に座りました。
1列しかないので前も後ろも気にしなくてよかったけど、手前の手すりがちょっと邪魔だったかな。。
結論:
博多座は2階席中央の前の方が良さそうです。2〜3列目がベストかな。
(最前列は手すりが邪魔そうです)
1階は傾斜が緩やかで前列との段差がほぼないから、前の人次第で見えないことがありますしね;
本当に前の方だったらいいんでしょうけど。
【まとめ(?)】
冒頭と重複しますが、ホラー嫌いの私としては苦手な映像もありましたが、冗談やご当地ギャグも色々と取り入れてあって、結果的に楽しめました^^
ミュージカルの方が好きだなと認識もしましたけどね。爆
私は本当に歴史音痴で、義務教育中から脳が拒否していたのですが、
こうやって有名な俳優さんたちが笑えるセリフ交えて舞台でやってくれると、少し知識がつくからいいなと思いました(*´ー`*)