ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」
昨日、博多座初日公演行ってきました。
すごく面白かったです( •̤ᴗ•̤ )
ストーリーや見どころ、感想等を記載しますが、これから観劇するのを楽しみにされている方には若干ネタバレになりますので、目次作りました。
気になる出演者
私は気が向いたときにミュージカルやライブ、展示会などの芸術鑑賞に行きますが、このミュージカルは実はストーリーよりも出演者に惹かれてチケット取りました。笑
私が惹かれた出演者はこちら↓
・浦井 健治
・城田 優
・平野 綾
浦井 健治
山崎育三郎、井上芳雄と並ぶ「ミュージカル界のプリンス」と言われているほどの人気俳優です。
(3人で「StarS」というユニットを結成しCDも出しています。)
仮面ライダー出身でドラマ作品もありますが、メインは舞台のようです。
以前、StarSとしてテレビで熱唱しているのを見て、ぜひ一度舞台で見てみたいと思っていました。
さすがミュージカル界のプリンスたち。歌がものすごく上手且つ魅力的です。
平野 綾
言わずと知れた声優さんです。
他にも歌手や女優、タレントとしても活躍しており、前からキレイな声だなぁと思っていました。そしてカワイイ(*´ー`*)
人物を先に知ってしまったため、彼女が携わった作品を拝見したのは実は今回が初なのですが、代表作はアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒ。なのかな。(詳しくなくてすみません;)
城田 優
この中では彼が一番知名度が高いのではないでしょうか。
映画やドラマ、舞台出演の他、ミュージシャンとしても活躍している俳優さんですね。
最近ではディズニー映画「シンデレラ」で王子の日本語吹替を担当され、高畑充希とのデュエットが話題になりました。
彼については、近くに来るならちょっと見てみたい!って感じでした。笑
興味のある演者が3人もいるのか。。。
じゃあ見に行こう!って感じでチケット購入です。
あらすじ
デヴィッド(浦井健治)はヒット作がなかなか出せない劇作家。
プロデューサーがスポンサーを見つけてきたことで、念願叶ってブロードウェイで自作が上演されることになるが、スポンサーのニック(ブラザートム)は実はギャングの親玉。出資する代わりに、頭が弱く才能も経験もまったくない愛人オリーヴ(平野綾)を主演にすることを要求し、部下のチーチ(城田優)をオリーヴの監視役として送り込む。
しかしさすがに未経験のオリーヴを主演にするわけにはいかず、セリフのある役を与えることで同意を得る。
さらにプライドの高い主演女優ヘレン(前田美波里)は脚本を書き換えるようデヴィットを誘惑したり、名優だが過食症で女癖の悪いワーナー(鈴木壮麻)はオリーヴと関係を持つ。
曲者揃いで困惑する真面目なデヴィットだが、それまでの稽古を観察していた監視役のチーチにまで脚本にダメ出しをされ始める。
しかしチーチの指摘は的確で、アイディアも素晴らしく、デヴィットはしだいにチーチに助言を求めるようになる。
デヴィットは、実は舞台を愛するチーチと共に脚本をどんどん書き換えていくが、チーチが最高の芸術作品を求めるあまり、話は思わぬ方向へと展開していく。。
(プルグラム・ネット参照)
見どころ(ネタバレあり)
個人的には平野綾と城田優がすごく面白かったです(*´∇`*)
平野綾は地声ではなくアニメ声で話すため、ものすごくキンキン喋ります。
「どっからその声出してんの(OvO)」ってほど高音でまくしたてます。
もう彼女が喋る度ウケる。笑
カワイイです(*´ー`*)
彼女が演じるオリーヴは性欲も強く、途中、卑猥な(とも受け取れる)歌も歌います。
それはそれはもうコミカルに。笑
大股どころかガニ股になったり、女優さんてすごっ!!と思わされます。
頭が悪い上に未経験なのに主役をやりたがるワガママちゃんですが、与えられたセリフすらまともに言えない・演技もまったくできない大根ぶりで、脚本の字が読めなかったり、言葉の意味が分からなかったりと、デヴィットや共演者を呆れさせます。
ダダをこねるシーンも数回ありますが、地べたに寝っ転がって子供のように地団駄を踏みまくります。
カワイイです(*´ー`*)
チーチ(城田優)のことが嫌いで「巨人」なんてあだ名をつけています(*´∇`*)
チーチはギャングなので基本ドスのある低い声で話しますしクールな感じですが、オリーヴを皮肉るときに彼女のモノマネをします。笑
ものすごく笑えます。笑
チーチは演劇をより良いものにしようとするあまり、次第に大根役者のオリーヴが邪魔になります。
一生懸命脚本を書き換えている間も、頭の中ではオリーヴが甲高い声でセリフを言っている場面が反芻し、
「アニメ声ぇぇぇ💢!!」
と発狂したり(*´ー`*)
オリーヴの存在に耐えかねた結果、チーチは彼女を殺してしまいます。
が、オリーヴなかなか死なない。笑
実は彼女は競走馬と同じサプリを飲んでいるため、生命力が溢れまくっているよう。笑
彼女を射殺して川に落とし、
「しぶとかったぜ」
と一息ついたところ、オリーヴが川から這い上がってくるという。笑
再度銃弾を撃ち込み、今度こそ完全に川に沈め、
「競走馬サプリハンパねぇな!!」
と。笑
面白かったと言えばもう1人。
話の序盤で笑わせてくれたのはブラザートムです。
オリーヴのことを溺愛しており、彼女のバカっぷりや大根役者ぶりを見ても
「何してもカワイイ〜(*´ー`*)❤️」
と許してしまいます。笑
デヴィットたちが初めて面会に来た際は、電話に向かってある人物の処理(殺し)について怒鳴り散らしたりしますが、電話を切った後はデヴィットたちに、
「あのー。。なんか。。ごめんなさいね❤️」
みたいなお茶目な謝罪をします。笑
何もないところにゆっくり腰を下そうとするときは、それに間に合うように部下が椅子を滑り込ませてきます。
どんなに遠いところからでも走って椅子を持ってくるんですね。笑
その部下はもう椅子係って感じ(*´ー`*)
とまぁ、相変わらずバラバラ書いてしまいましたが、とにかく笑えるところが多かったです(*´ー`*)
感想
出演者目当てで行った私は、実はあまりストーリー的に期待していなかったのですが、なかなか面白かったです。
最後方、タイトルの意味がわかりました。
「演劇する話をどうやって演劇するんだろう?」という疑問がありましたが、なるほどと思える演出でした。
当たり前だけどみんな歌が上手(°_°)
少し残念に思えたのは、大人数でのダンスがあまり揃ってない気がしました。
特に女性陣。
なんだかバラバラに見えてしまって。。;
大人数で何かを揃えることはものすごく大変だと承知なのですが、あれ?と思ってしまったのも事実です。
最後のカーテンコールは拍手が鳴り止まず、スタンディングオベーション。
役者さんたちも3回程出て来てくれました。
城田さん、緊張していたのか途中カミカミで、浦井さんがすかさず突っ込み&フォローを入れましたが、仲良し感が見れて和みました(*´ー`*)
劇中ももちろんそうですが、最後まで色々と感激させられました😊
本当に観に行ってよかったです( •̤ᴗ•̤ )
城田さん、浦井さん、ブログ書きましたー(*´ー`*)
おまけ(博多座について)
初めて行ったのですが、まぁキレイ(๑ÖㅁÖ๑)
外観はこんな感じ。公演後に撮りました。
表は「ブロードウェイと銃弾」仕様になっています。当たり前か(*´ー`*)
みなさん柱の広告の前で写真撮影していました。
そして驚いたのが中。
こちらは舞台1階のラウンジ。
階段がゴージャス。
真ん中にあるのは山笠の模型かな?
(↑関係者の方がお一人であまりにもはっきり写り込んでいたので隠しましたが、変な風になってしまった;ごめんなさい)
私が驚いたのは、所狭しとたくさんのお店が出ていたことです。
プログラムやグッズの他に、お弁当やパン・お菓子・おつまみ・ドリンク等、幅広く出ていました。(ので、人もたくさんいたし上手く撮れませんでした;)
福岡ではキャナルシティ劇場には行ったことがあるのですが、キャナルは公演に関するグッズを販売しているだけだったので(しかも各フロアに1店で行列ができる)、こんなにお店で賑わっているのがびっくりでした。
ドトールも来ていました(*´ー`*)
そして休憩時間中、自宅用に思わず豆菓子やごぼう茶等を買ってしまいました(*´∇`*)
コンサートや観劇に来た際、少し困るのはやはり飲食ですよね。
会場内は飲食禁止で外ですませてくるよう言われても、一度会場出なければならない施設もあったし。(時間も中途半端だしまぁいいやってなったり)
休憩時間はだいたい25分で、施設によってはお手洗いに行くだけで時間潰してしまったり、何か食べるには時間に余裕がなかったりと、結構25分てあっという間だったり。
小規模な施設でも軽食程度のお店は構えてあったりしますが、人が多くて利用できなかったり、テイクアウトでも座って食べる場所がなかったり。。
しかし博多座は会場内の飲食OK。
なんでもスタッフの方がゴミを回収しにくるんだとか。
また、会場出てすぐたくさんお店が並んでいると楽しいし助かりますね( •̤ᴗ•̤ )
また、同じフロアにレストランもあり、結構広いです。
私は利用しなかったのですが、あとで聞いた話、休憩中の注文を先にしておくと座席の確保までしておいてくれるんだとか。
親切だし限られた休憩時間も慌てなくてすみますね。
まぁどこも高いのは変わらないですけどね。笑
環境がいいので、観劇する機会があればぜひ足を運んでみてください( •̤ᴗ•̤ )