多汗症episode2〜幼少期〜
私の場合、幼少期から中学までが非常に悩まされた時期でした。
その頃の(今もだけど)私の症状は主に、
手、足、脇、顔・頭がひどかったです。
顔・頭は、運動した時や緊張した時にドッと汗が吹き出すことが多かったのですが、まあ常にってわけではなかったと思います。
常に悩まされたのは手汗です。
普通の人はあまり意識したことがないと思いますが、手って一番使うので、何するにも汗が邪魔だし、人と接するのが怖かったです。
いやーな目で見られるんですよ😔
手汗がどんな状態かというと、
たった今、水道で手を洗ってそのままにしているような状態。
水がボトボト滴り落ちるようなイメージです。
プラス ずーっと乾かない。あとからあとから溢れてきます。
それくらいの量の汗を、ほぼ常に、手にかいていました。
この手汗、まぁー悩まされました💦
理不尽な目にもたくさんあいました(´ー`)
古い記憶だと幼稚園時代。
幼稚園や学校なんて集団行動学ぶ場なので共同作業が多かったし、拒否権ないし、人と何かさせられる度、嫌な思いをしました。
一番嫌だったのが、どこかへ移動する際、身長順で並んで必ず隣の男の子と手を繋がされること。
やっぱり相手はこちらをチラチラ見てくるんですよね。手を拭きながら。
手汗がひどいと、人に接触するのが本当に生き地獄なんです。
そして子供なので、気を遣うということをまだ知らない。
友達には「ねー、なんで手濡れてるの?」「変なのー」と、悪気のない口撃の雨嵐。
「なんで」という言葉、結構グサッとくるんです。
自分が否定されている気持ちになるというか。。
普通の人と違うから「なんで」と聞くんだなと。
手汗について触れられるたび、泣きそうになるのをグッと堪える日々でした。
また当然、友達と遊ぶ時も傷つくことが多かったです。
当時、ハムスターを飼うのが流行っていたのですが、
友達の家でハムスターを触らせてもらう時、手に収まるサイズの生き物なので手汗で濡らしてしまうことがあり、「もう触らないで」「ね。。?」と言われたこともあります。
他の動物も同じです。
また、お人形やおもちゃを使って遊ぶ際にも、
私が使うと手汗で汚れてしまうので結構嫌がられたし、
最終的には「自分の持ってきて」と言われるまでになりました。
友達の親が言うには、
おもちゃの貸し借りをして、誰が壊した失くした言わないように、
み ん な 自分のものを持ってきてもらった方がいい・私にだけに言ってるんじゃない、
みたいなことをウチの親を通して聞きましたが、
すっごいコジツケにしか聞こえませんでした。苦笑
↑このおもちゃの貸し借りは小学校低学年の話かな;
こんなことが日常茶飯事で、
幼いながらも人の顔色を伺っては、
何気ない一言に傷つき、理不尽な思いをする日々を送っていました。