インフルエンザ流行ってますね。
ニュースで
東京で罹患者数が急増し、「流行注意報」が「流行警報」に変わったと聞きました。
私の会社でも続々と罹患者が出ております。
皆さんの周囲は大丈夫でしょうか?
本日はインフルエンザと風邪予防に関するお話。
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目次
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【同僚の話】
◆娘の幻覚症状
以前、薬の影響で幻覚を見る人がいたり、そのためにベランダから飛び降りて亡くなった方がいる等の報道がありましたね。
当時は薬の副作用だと思っていましたが、
薬だけのせいではないのでは?
と思わせる話を聞きました。
先週末、仲良くしている同僚♀の娘さん(6歳)が初めてインフルエンザ(A型)に罹患しました。
そのため彼女は今週いっぱい仕事をお休みすると連絡が入っていましたが、
昨日は旦那さんがお休みを取って娘さんの面倒を見てくれることになったため、久々に出勤してこられました。
彼女が言うには
実際は、自分が休んでも娘を寝かせておくだけなのでやることがない、
時間的には仕事に行って働けたんだけど。。。
と思っていたらしいですが、
娘さんが幻覚を見たために、心配で休んだそうです。
娘さんがインフルエンザを発症したのは3連休最後の月曜日。
前日までは元気だったのに、その日徐々に不調を訴え始め、本人が病院に行きたいと行ったために休日診療へ行ったとのこと。
とにかく人が多くて診察まで3時間待ち、薬を受け取るまで更に1時間以上待ったとか。
薬はタミフルではなく、1回だけ服用する新薬を処方してもらったと。
帰宅後にその薬を飲ませようとしたところ、
突然、娘さんの部屋から喚く声が聞こえ、びっくりして見に行くと、
二段ベッドの上から身を乗り出し、今にも飛びそうな体制を取っていたらしです。
泣きながら
「虎が!虎が!」
と叫んでいたそうです。
何でも、目の前にいる虎に追いかけられているから逃げたかったそうです。
虎の幻覚。
薬を飲ませる前だったので、
熱のせいなのかインフルエンザ菌のせいなのか。。。
とにかく幻覚症状は薬の副作用とは言い切れないと。
ちょっと怖いですよね。
気になって調べてみました。
◆インフルエンザ脳症
なるほど。
同僚の娘さんの状況にぴったり。。
彼女は「インフルエンザ脳症」だった可能性がありますね。。
ではなぜ脳症を起こしてしまうのか。
はっきりとした原因は解明されていないらしいですが、以下のサイトに仮説が紹介されていました。
仮説ではありますが、
インフルエンザ菌が直接脳に侵入して起こる訳ではないらしいです。
インフルエンザ菌が体内に入ることにより、
免疫系に強力なダメージを与えるために、脳にも影響があると。
そうなんだ。
そういえばインフルエンザ脳症って聞いたことはあったけど、詳細は知らなかったな。。
ウィルスって怖いですね。
【個人的にインフルエンザよりキツイ病気】
私はと言うと
幼少期はとにかく病弱だったので、インフルエンザにはしょっちゅう罹患していました。爆
それでも異常行動はなかったと記憶しています。
というか、
「扁桃炎」と「肺炎」を経験してからは、
インフルエンザの方が全然マシと思っていました。
この3つの中で辛い順にランキングをつけるとすれば、
1位「肺炎」
2位「扁桃炎」
3位「インフルエンザ」
です。
◆扁桃炎
これ、結構辛いです。
私は大きな扁桃腺を持っています。
アレルギー体質でもあります。
扁桃炎の悲劇というと、
・扁桃腺に何かしら菌が付着し肥大。真っ白になったり。激痛。
・扁桃腺が肥大して喉を塞がれる→呼吸が苦しい・唾を飲むと痛い。
・自然と鼻も炎症を起こす→鼻水・鼻づまり。
・40度近い高熱が出る。
よって、呼吸器系を潰されるんですね。
初めて扁桃炎を経験したのは高校生の時。
喉で菌が繁殖してしまうのですが、ストレスでも腫れるというから厄介です。
その後何度も繰り返しました。
この何とも悲惨で苦しい経験のため、
「扁桃炎の方が苦しい・インフルエンザの方がマシ」という認識となりました。爆
◆肺炎
2年前に肺炎で2週間入院した経験があります。
しかも完治後は薬疹(全身蕁麻疹)が出て更に1週間欠勤しましたからね;
ほんのわずかの異変に気付いて病院へ行ったのは早かったのですが、
その後の医師の誤診が続き(と思っている)、結果、救急搬送でそのまま入院しました。
すぐに肺の異常に気づいてもらえなかったので、めちゃくちゃ悪化し、肺炎にしては長期の入院となりました。
マイコプラズマだったとしても普通は1週間程度で退院できるんですって。
あれは冗談抜きで本当に死ぬかと思いました。
1週間経過しても状況はほぼ変わらず、治る兆しが見えなかったんですよね。
そして扁桃炎なんかよりも何百倍も苦しかったです。
扁桃炎も合併していましたが、
肺と言わず、上半身全てを蝕まれているような感じで、1ミリでも(?)息を吸おうもんなら体がミシミシと痛むんです。
呼吸に限らず、微動で激痛。
息もしたくない。
目も開けたくない。
1ミリも動きたくない。
何をしても痛いから。
当然1人では動けません。
3歩先のお手洗いにも1人では行けず、
まず起き上がれないので、お手洗いに行きたいときは毎回ナースコールでした。
さすが死因第3位の病気です。
肺炎菌の特定は難しいらしく、その上この苦しさ。。
原因が特定できないので、この薬で治るという保証がなく、抗生剤を投与して効果がなければ違う抗生剤、という治療法だと聞きました。
私は若いし薬も効いたので治ったけど、
お年寄りが肺炎と聞くととても心配になる病気です。
【風邪予防と対策】
◆インフルエンザ予防接種に頼ると危険
※持論です。
私はインフルエンザに関して、予防接種は意味がないと思っています。
なぜなら、
予防接種を受けて半年以内に罹患した人を何人も見てきたから。
以前は、
その年流行するであろうインフルエンザの型をWHOが予測し、ワクチンの型を決定しているため、そりゃ他の型に罹患する可能性があるだろうとは思っていましたが。
まぁそれも賛否あるみたいですね。
しかし今はどの型にも効果があるワクチンだと聞きます。
それでも罹患してしまった人を何人も見たんですよね。。
以前いた会社で、15人ほどの部に所属しており、部屋もその部だけ孤立していたのですが、うち5人がインフルエンザに罹患しました。
中には予防接種を受けていた人もいました。
翌年、
昨年の二の舞を演じぬようにと、部で予防接種を呼びました。
希望者のみ受付でしたが。
しかし、
半年と経たないうちに予防接種を受けた方がことごとくインフルエンザにやられました。。
これはもうワクチン打ったから安心、ではなく、
完全に個人の自己管理の問題だと思いました。
ワクチンに効果がないという訳ではなく、
ワクチン打ったからOKではないということです。
その部はとにかく忙しく、
上司もすごく嫌われていたため、
みんな、忙しさとストレスとで免疫力下がっていたんじゃないかと思います。
部屋も独立していて狭かったし、空気も悪かったと思います。
◆うがい・手洗いをナメるな
扁桃炎、肺炎、インフルエンザ。。
どれも痛くて苦しくて嫌ですね。
扁桃腺という爆弾を持っている私の対策はズバリ、
「うがい・手洗い」
です。
これ、侮ってはいけません。
要は口からウィルスを入れなければいいのです。
ていうのはよく医師から言われていました。
私がうがい・手洗いに効果を感じたのは高校生の時です。
高校生の時に初めて扁桃炎を発症しました。
そして受験生の夏の終わり、
「今年はもうインフルエンザのワクチンは完売、どこにもない」
と友人に言われ、焦った私は初めてうがい・手洗いを徹底しました。
何度もインフルエンザやってますからね;
どう徹底したかというと、もう本当に馬鹿みたいにやったんですが、
・外から帰ってきたらまずうがい・手洗い
するまで物に触らない。
・一歩でも部屋を出たら、戻ってくる際には必ずうがい・手洗い
・手は指の間、指先、手首までも除菌用のハンドソープで丁寧に洗浄
とにかくめちゃくちゃ神経質にやりました。
結果、
インフルエンザにも扁桃炎にもならなくなりました(*´∇`*)
ならなくなったというか、なりにくくなりました。
それまでがどちらも発症しやすかったんですよね。
今はそこまで神経質にやっていませんが、
帰宅後は必ずうがい・手洗いします。
春先に油断して怠っていた時にインフルエンザになったことがあったりして。爆
◆うがい時の注意
うがい薬は使う必要はないです。
イ○ジンは甲状腺が腫れるとか医師に言われたことがあります。
実際はわかりませんが。
殺菌作用を期待して紅茶や緑茶でやってもいいと思いますし、水でも全然OKです。
問題なのはうがいのやり方。
何かの情報かつ持論です。
「口に水を含んでガラガラー」
いきなりソレはダメですよ。
その前に、
口の中をすすぐ必要があります。
口に水を含み、「ブクブク・ぺー」です。
ガラガラとうがいをする前に、口内の細菌・ウィルスを出してしまいます。
いきなりガラガラすると、
口内の細菌・ウィルスを直接喉の奥へ誘導していることになります。
「ガラガラ」の前にまずは「ブクブクぺ」です。
◆アロマで殺菌
最近あまりアロマ使ってないんですけどね。爆
精油には殺菌作用・抗菌作用のあるものが複数あります。
マスクに垂らしたり、
ディフューザーで部屋に広げたりするといいです。
ディフューザーだと、多少ですが加湿も同時にできるので良いですよ^^
ちょっと長くなるので割愛しますが(爆)、
以下のサイトでアロマの効果と殺菌作用のある精油をご紹介していました。
ティートリー、ペパーミント、ラベンダーは私もよく使用します。
ラベンダーは結構万能です。
【まとめ】
また長いこと書いたな。爆
まずは「うがい・手洗い」を怠らず、室内の湿度も保つことが大事ですよね。
5歳以下のお子さんがインフルエンザに罹患した場合、脳症を合併して異常行動をとる可能性があるため、大人が側にいてあげることも大事だと思いました。
同僚の娘さんは6歳で幻覚を見ているので、年齢関係なく小学生は気をつけた方が良さそうですね。
また、本記事でご紹介したように、私は苦しい病気をいくつか経験済みで二度とやりたくないと常に思っているので、多少の異変でもすぐに病院へ行きますが、
逆に健康体の方って、多少の異変だと病院行かないんですね(๑ÖㅁÖ๑)
病院へ行かなければという発想がないみたいです。
その判断は確かに難しいですが、
この時期、特に世間で何かが流行していると騒がれているのであれば、すぐさま病院へ行くことをお勧めします。
自分が辛いのは我慢できるからいいと思っていても、
気づかぬうちに周りに広めている可能性があります。
自分目線ではなく、
他人目線であることも大事ですね。
世間では「りんご病」も流行っているとか言ってますが、
この寒くて乾燥する季節、体調不良に気をつけましょうね(*´Д`*)